東北和僑会は、東北の広域連携都市である山形・仙台の趣旨に賛同する有志が一丸となって、2010年9月30日に協力して立ち上げて以来、創立5周年を迎えました。この東北最大の広域連携都市を機軸に東北全体に和僑会を普及すべく、民間非営利国際経済団体として活動を行っております。対象地域は、東北経営者団体連合会と同じ東北7県となっております。
会員は、地域の中核的な中小企業はもとより、上場企業、海外に現地法人を持つ企業や地元に保税上屋(山形市内での通関に必要な施設)を持つ企業、公認会計士、弁護士、大学教授、国・県の経済産業行政の経験者等多彩な専門家の方々の会員で構成されております。活動内容としては、①海外の和僑の支援 ②海外和僑が東北でのビジネス展開にあたっての支援 ③東北から和僑となり海外へ出ていく者の支援 ④本会会員が海外でのビジネス展開のための支援があげられます。なお、本会の具体的な事業内容については、本会定款第5条をご覧ください。
現在の具体的な活動内容は、④に重点を置き、海外特に、中国・アセアンのリアルタイムの経済・ビジネス情勢、海外取引・立地企業の現状把握をはじめ、海外市場開拓の仕方、海外でのビジネスの留意点、海外進出の方法等についてのセミナー等やイベントの開催に加えミッションの派遣や他和僑会との交流等を開催しております。具体的には、信頼できる数多くの人脈の形成が重要となりますので、積極的に国内外の他和僑会・関係団体とのを交流を積極的に進めてまいります。
これらの活動内容には、すでに実施済みのもの、実施中のもの、計画中のもの、今後に課題として残されたもの等がありますが、当面④の促進のためのセミナー、資料、サービスの提供、ミッションの派遣や①の海外からの東日本大地震の復興支援助などの協力などを上記の事業を中心に進めております。ビジネスの海外展開関心をお持ちの方、すでに展開している方々等多数のご参加を多数お待ちしております。
本会は、民間非営任意団体として、東北地方の経済国際化促進のためささやかですが草の根運動を展開しております。